2015年12月9日水曜日

VFD Christmas Clock のスケッチとhexファイル

時計キットに書き込み予定だった VFD Christmas Clock 2015 のスケッチとhexファイルです。




スケッチはテキストファイルになっていますのでArduinoで開くときは.inoに変更して下さい。
hexファイルを、このままAVRISPmkⅡなどのライターで書き込むことができます。

まだ暫定版ですが、伊勢ギークフェア出展時より少し変更しました。
SW4を押すことでクリスマス時計表示(時刻設定不可)と時刻設定画面が切り替えられます。

時刻設定はSW1(時)、SW2(分)を押すことで1秒に1づつ増えていきます。SW3(秒)は、押すと00になり、離すと動き始めます。設定後はSW4を押してクリスマス時計表示に戻します。

RTC:DS1307はArduino用のライブラリもありますが、I2Cで設定値の書き込みと読出しを行っているだけですので、ここではライブラリは使用していません。
このプログラムでは年月日のデータを利用していませんが、改良版ではカレンダーも使ってもう少し機能アップの予定です。

2015年12月8日火曜日

伊勢ギーク・フェア終了 お礼とお詫び

12月6日(日曜日)、伊勢ギーク・フェアが終了しました。
「無事終了しました」と書きたいところですが、反省点が多々あります。

今年は勤務している会社の出展があり、個人出展と掛け持ちになりましたが、準備の見通しが甘く開催前夜は徹夜になってしまいました。
当日は会社ブースでのワークショップにはりついてしまい、個人出展の方には顔を出せず、好意で手伝っていただいた知り合いの方にお任せ状態になってしまいました。

会場で写真が撮れなかったので、今年もこんな写真です

そんな中でも、準備した時計キット5台のうち4台を購入していただくことができ、僅かですが慈善カンパもすることができました。
ブースに来て下さったみなさま、本当にありがとうございました。次回は直接お話しできる機会を是非作りたいと考えております。

お持ち帰りいただいたVFD無償サンプルの仕様書は下記よりダウンロードいただけます。
FreeSample280x16仕様書
FreeSample280x16フォント仕様書
基本的な使い方の事例は2014年9~12月のブログ記事に掲載しています。
今後もVFDサンプルの使用例などを順次掲載していく予定です。

ここからお詫びです。
時計キットの残り1台を確認したところ、時計のソフトが書き込まれていませんでした。購入いただいた4台も、同様に書き込みができていないかも知れません。「書き込み済み」ということで購入いただいたと思いますので、誠に申し訳ありません。また、キット用にはコネクタ付VFDを用意しておりましたが、一部の方にコネクタなしをお渡しした可能性があります。
すべてブースにいなかった私の責任であり、誠に申し訳ありません。

ブースに来ていただいた方の連絡先は一部いただいておりますが、どの方に購入いただいたかが正確には分かりません。誠に申し訳ありませんが、もしこのブログをご覧いただいておりましたら、ご一報いただきたくよろしくお願いいたします。


時計ソフトの書き込みにはAVRISPmkⅡなどのライターが必要ですが、プログラムソースとhexファイルを明日ブログに掲載いたします。(確認用のライターが本日手元にないため)
また、もう少し改良したプログラムも近日中に公開予定ですので、しばらくお待ちください。

身体的な体育会系の充実感はあるのですが、1日たって反省ばかりが頭に浮かびます。
これに懲りず、VFDを中心にした情報交換をしていきたいと思いますので、今後とも温かい目でお付き合いをいただけるとありがたいです。

2015年11月30日月曜日

VFD Christmas Clock 2015

伊勢ギーク・フェアまであと一週間。。。

ユニクラフトさんで作ってもらったAVRマイコンボードにRTCモジュールを組み合わせてみました。
一見ブレッドボードのようですが、ブレッドボード風ユニバーサル基板です。
RTCモジュールはDS1307とEEPROMが搭載された市販のものです。


これをクリスマスディスプレイの制御に使って Christmas Clock を作ってみました。
まだ動作確認レベルですが、時計+1分ごとにトナカイのアニメーションが表示されます。
ギークフェアまでにはもう少し工夫した内容にする予定ですが・・・


Christmas Clock の接続図です。


ATmega328P-AUに最低限の部品をつけただけの簡単なマイコンボードです。
これにリアルタイムクロックモジュールとスイッチ、そしてVFDモジュールを接続しています。
VFDのSIN(マイコンのTXD)部分にインバータがありますが、今回は使用していないので特に気にしないでください・・・
ATmega328PはArduinoUnoに使われているCPUと同じものですが、ArduinoのようにPCから直接USB接続してプログラムを書き込むことはできません。ボードのmicroUSB端子は電源入力専用です。
プログラムの書き込みにはAVRISPmkⅡなどの書き込み機が必要です。
通常はAtmelStudioなどでソフト開発しますが、ArduinoIDE環境でプログラミングし、生成したhexファイルを書き込み機で登録すればArduinoと同じように動作します。
この Christmas Clock もArduino環境でプログラミングしています。


この Christmas Clock のボードを5セット準備しました。(VFD無償サンプル付き)
ご希望があれば、伊勢ギークフェアにて実費程度でお譲りする予定ですので、興味のある方はブースにお立ち寄りください。


ソフトはまだ製作中ですが、ギークフェア終了後もこのブログでフォローしてゆく予定です。。。

2015年11月14日土曜日

unicraftの無料プリント基板

unicraftの紹介キャンペーンで無料プリント基板を作ってみました。
http://unicraft-jp.com/pcb/free_pcb.shtml

サイズ10x10cmまでのプリント基板1枚をなんと「無料」で作ってくれます。
サービスの条件は、ブログ等でその紹介をすることだけです。・・・ノルマ達成ですね (^_^;)
納期は最大20営業日とのことでしたが、私の場合11/4にデータを送って11/14着で、しかも2枚が届きました。仕上がりも電子工作にはもったいないような普通(良い意味で)の仕上がりです。
unicraftさん、本当にありがとうございました。


1枚の大きさは45x18mm、10枚取りでカット用の隙間1mmを加えて91x94mmの基板サイズ。
内容はAVRマイコン:ATmega328P-AUのシンプルな実験用CPUボードです。

本日土曜日に職場の基板カッターを拝借して基板カット、部品を取り付けてみました。
電源コネクタとして、EIAJ2サイズのDCジャックかmicroUSBが取り付けられます。


プログラム開発環境はAtmelのツールのほか、CPUが Arduino Uno と同じため Arduino IDE を使ったプログラミングも可能ですので、基板背面には Arduino のピン番号を記載しています。
ボードの詳細は、別途改めて紹介させていただきます。

伊勢ギーク・フェアでも活用したいと考えています。

2015年11月13日金曜日

Christmas Display 2015

伊勢ギーク・フェアまであと1か月なくなってきました。
一応エントリーはしていますが、準備はこれからです(^_^;)

今年は12月開催なので、テーマは「Christmas Display」にしようと思います。

先週土曜日、準備期間も少ないので、まずは昨年の展示物の再生利用からスタート。

最初に昨年無償配布のVFDモジュールを小型のコルクボードに取付けてみました。ボードはホームセンターで300円台と安価ですが、穴をあけてみたら段ボールの芯に表面だけコルクが貼ってある構造でした。おかげで加工もカッター等で手軽にできます。


加工の仕方もわかったところで、大物に挑戦。昨年作ったVFD12台のディスプレイを段ボール箱から60x90cmのコルクボード(ほぼ段ボールですが・・・)に移植。


移植完了、色調は段ボールとほとんど変わりませんが・・・


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翌日、少し装飾してみました。

 

VFD12台の方は、ちょっと地味ですね。。。 表示内容はこれから検討。

2015年9月12日土曜日

Raspberry Pi 2

すでに世間ではおなじみの「Raspberry Pi」に初めてさわってみました。

最新版の「Raspberry Pi 2 モデルB」ですが、まずは入門書にしたがってOSインストールと初期設定を終了、という段階です。
それにしても、これだけでLANにもつなげてブラウザもかなり実用的なレスポンスで驚きました。


GPIOからのVFD制御が目的ですが、なにぶん初めてですので少々お時間を・・・

IchigoJamにLCDモニター

しばらく手つかずだったIchigoJam。
日曜に持ち出す予定があり、ポータブル8mmビデオのモニタでも少々かさばるため、思い切って(?)LCDモニターを購入。
Amazonで¥1,700、しばらくほしいものリストに入れておいたら¥300ほど値下がりしていました。
サイズは小さいですが、値段のわりに使えます。


これで全体はコンパクトになりましたが、配線類がごちゃごちゃなのでこれを何とかしたい。

2015年5月12日火曜日

IchigoJam でVFD表示

IchigoJamのTXDポートからはモニター表示と同様のシリアルデータが出力されているようなので、VFDモジュールにつないでみました。
接続は簡単で次の2ピンを接続するだけです。(別途VFDには5V電源接続)

IchigoJam     VFD(GU280X16G-7002S)
TXD - - - - - - - 2(SIN)
GND - - - - - - - 3(GND)

IchigoJamからのシリアル信号は3.3Vです。一方VFDは5V入力で仕様書ではHigh=0.8Vcc(4V)以上が必要となっていますが、3.3V直結でも動作しました。


とりあえずPRINT(省略形?)文でテキスト表示をしてみます。
VFDモジュールの通信速度はジャンパー設定で9600bpsにしています。
CLSでモニター画面はクリアされますがVFDはクリアされないので20でVFDの画面クリアコードCHR$(12)を送信します。


CHR$(12)はIchigoJamではキャラクタが設定されているので、モニタの最初にはそれが1文字(絵)表示されます。PRINT文の後ろに何もつけない場合、文字列の最後にラインフィード(0Ah)が出力されます。このときモニタでは改行(次の行の左端へ移動)されますが、VFDでは次の行に移動するだけです。そこで50でCHR$(13)キャリッジリターンを追加して、VFDでも左端に移動させます。

モニターとVFDの表示です。



実はVFD接続前にPCと接続してどんなコードが出力されているか少し確認しました。
PCとの接続にはRS232Cレベル変換が必要ですが、このVFDはCMOSレベルの非同期シリアルインターフェースがあるので簡単に接続できます。(3.3V信号での動作保証はされていないので、心配な場合は5V信号にレベル変換してください)

テキスト表示の概要がわかったので、次はもう少し実用的(?)なプログラムを作ってみたいと思います。

2015年5月7日木曜日

Ichigo Jam

こどもパソコン IchigoJam 買ってみました。(プリント基板キット1,500円)

キーボードとTVをつないで電源を入れると IchigoJam BASIC が起動します。
行番号のあるプログラムが「新鮮」です。


まだよくわかっていませんが、TXDポートがあって画面表示と同じテキストのシリアルデータが出力されているようなのでVFDモジュールの制御もできそうな予感。

週末に試してみます。

2015年5月2日土曜日

USED VFD など よろしければご利用ください

しばらく書き込みができていませんでしたが・・・

職場で試験用基板などの廃棄処分があり、分別を兼ねて使えそうな(外しやすい)部品をもらってきました。
ギークカフェ伊勢さんに置かせてもらいましたので「使ってやろう」という方がおりましたらご利用ください。(もちろん無料ですが、ご使用は自己責任にて・・・)


USED PARTS (動作未確認です)
・スイッチング電源 ・デジタルパネルメータ ・ロジックIC ・スイッチ ・金属スペーサ、ネジ類(M3)

USED VFD Module (一応、非同期シリアルで動作確認済み)
 

VFDについて、使用方法などは vfd-fun までお問い合わせください。

2015年2月8日日曜日

VFD単管 時計表示

先日の点灯実験ではVFD単管(DG12H1)4本を32ビットのドライバに接続し、実験用CPUボードからスタティック駆動しました。
CPUボードには昇圧回路があり、グリッド・アノード電圧約20VをVFDに供給。フィラメントは4本を直列に接続しDC3.2Vを印加、正確には左右で輝度差が生じますが見た目ではあまり気になりません。


今回はこれにリアルタイムクロック(RTC)を接続して時計表示をしてみました。


RTCは手元にあった秋月の リアルタイムクロックモジュールRTC-8564NB を使用、年・月・日・曜日・時・分・秒のカレンダ・時計カウンタやアラーム機能など多機能ですが、今回は数字4桁ですので時分表示と分秒表示ができるようにしました。

CPUは Arduino Uno と同じ ATmega328P-AU で、Arduino IDE でプログラミングしています。(hexファイルをAVRISPmkⅡで書き込み)

次回は無償配布(継続中)のVFDモジュールを使った時計表示を紹介したいと思います。

2015年1月29日木曜日

VFD単管点灯テスト

手元にあったVFD単管を点灯してみました。


伊勢電子工業(現ノリタケ伊勢電子)製のDG12H1というVFDです。
おそらく40年以上前の製品だと思いますが、問題なく動作しました。


これで何か作ってみたいですね。

2015年1月11日日曜日

あけましておめでとうございます

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。


今年はこんなものもいろいろと試してみたいと思っています。


本年もよろしくお願いいたします。