2020年1月14日火曜日

重要:VFD単管時計のプログラム修正(お詫び)

2020年、新年の挨拶が遅れましたが本年もよろしくお願いします。

新年早々申し訳ありませんが、昨年伊勢ギークフェアなどでお買い上げをいただいたVFD単管時計Ver.2の制御プログラムに重大なバグのあることがわかりました。

時計は電源を切っても次にONすると現在時刻が表示される仕様ですが、新年以降は電源を入れるたびに0:00に戻ってしまいます
その後時刻合わせをすれば、電源を切るまで正常動作しますが、電源を切ると上記の状態を繰り返します。

プログラムは、電源ON時にRTC(リアルタイムクロック)の年データを確認し、その値が0の時(RTCにデータがない時)は2020年1月1日0:00を再設定する動作になっています。通常はRTCにデータが存在するためこの再設定はされませんが、年データの判定部分にプログラムミスがあり2020年以降で常に再設定してしまい0:00からのスタートになっています。(この症状の場合はRTCのバックアップ電池切れではありません)

修正プログラムを掲載いたします。
VF1905B_DGclock02_200113.txt (使用時は拡張子をinoに変更してください)

プログラムの書き換えにはArduinoIDEをインストールしたPCとUSBシリアル変換ボードが必要になります。(ボードの種類はArduinoUnoを選択してください)

USBシリアル変換ボード接続例
GY232V2(FT232RL)
CH340E使用ボード例
写真左のGY232V2(伊勢ギークフェアで頒布のボード)は時計制御ボードの6ピンにそのまま接続できます。写真右のCH340E使用ボード例の場合は1ピンずらしてGNDピンを追加する必要があります。その他の変換ボードも使用可能ですが、各ボードの仕様をご確認の上接続をお願いします。信号電圧は5Vです。

プログラム書き換え後はVFD時計の時刻設定をしてください。
PCとVFD時計を接続した状態で簡単に時刻設定ができるPCソフトを準備しました。
DGclock_TimeSet_100.zip
時刻設定ソフト画面例
設定手順は解凍後に"readme.txt"をご参照ください。

お手元に書き換え環境がない場合や、ご不明な点などがございましたら、お手数ですが vfd-fun@post.nifty.jpまでご連絡ください。お手元のVFD単管時計が正常に動作するまで誠意をもって対応させていただきます。

ご迷惑をおかけし誠に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。