2024年11月20日水曜日

VFDモジュール8台制御テスト

先月は昔作ったVFDモジュール12台制御のセットを外観のみ改造しましたが、今回は新たに8台同時制御のテスト機を作ってみました。





各VFDモジュールは非同期シリアルで表示制御しますが、8台への送信先を8ビットシフトレジスタとロジックIC(OR)で選択しています。動画の5x7フォントスクロール表示は、フォントの画像データを縦1列ごとに1バイトのデータにして、そのデータをシフトレジスタに順次送って表示&非表示を選んでいます。(制御プログラムは後日掲載予定)
基本的な動作確認ができたので、今後はシフトレジスタ以降の回路をプリント基板にして8台単位の汎用制御基板を作りたいと考えています。シフトレジスタのデータをつないでいけばさらに多くのVFD制御ができます。(例えば60台つないで大きな時計を作るとか)

VFDモジュールを固定するスペーサーとパネルの簡易スタンドは3Dプリンタで製作しました。
久しぶりのはんだ付け作業で手元のピントが合いにくくなっていることを実感しました(^^;

2024年10月23日水曜日

10年前の作品改造

 今週末、ボランティアのプログラミング教室に補助員として参加します。その際に何か電子工作の事例を展示したいということで、10年前の作品(VFD/GU280X16モジュール12台使用)を引っ張り出してきました。サイズが大きかったのでコンパクトに改造、かなり運びやすくなりました。

CAD図を描いて、カッティングシートを作成し、アルミ複合版(通称アルポリ)に貼り付け。カッターで切断し、ボール盤・電気ドリルで穴をあけて、表示部を移植、なんとか半日で完了。今回はプログラムはそのままですが、12月の伊勢ギークフェアには新プログラムにしたい。

2024年5月23日木曜日

単管用ドライバIC

 2019年にDG12H1を4本使用して単管時計を製作。結構な数を作りましたが手元に残っているのは数台となりました。VFDはまだそこそこありますが、使用していた32ビットの高耐圧ドライバICがなくなったので同仕様での製作はできません。2020年に代替候補のドライバICとしてHV518PJを購入してましたがそのまま放置状態でした。電子工作もしばらく遠ざかってましたが、今回このドライバICの動作確認をしてみました。

ICソケットの図面見間違いで配線の全面やり直しをしたので配線はあまりきれいではありませんが、無事動作を確認できました。制御ソフトもそのまま使えます。

ドライバICは4年前は10個で1800円程度でした。現在価格は倍以上になってますがまだ購入できるあいだに確保しておこうと思います。(Aliexpressにて)

2023年12月11日月曜日

伊勢ギーク・フェア2023

なんと2年ぶりの投稿です(^^;
今年も昨年に引きつづき伊勢ギーク・フェアが昨日(12月10日)リアル開催されました。

私自身はこのところ電子工作からすっかり遠ざかってましたが、以前に集めた部品でVFDモジュールを使ったクリスマスクロックを出展し、ご希望の方に購入いただきました。
準備時間の都合で会場に詳しい資料が準備できませんでしたので、この場にて概要説明をさせていただきます。




VFDモジュール(GU280X16G-7002S)
Arduino Nano (互換ボード)
RTCモジュール(DS3231) と3つのスイッチを組み合わせてアルミケースに入れています。
























Arduinoのスケッチです。(利用時は拡張子をinoに書き換えてください)

動作の概要は以下の通りです。
・microUSB端子から電源供給すると時計表示されます。
 秒表示が00になるとトナカイとサンタの簡易アニメが表示されます。
 (起動直後と時刻設定直後の1回のみアニメ表示されません)
・ケース左側に3つのスイッチ、上からSW1(赤),SW2(黄),SW2(青)があります。
 SW1(赤)を押すと時刻設定モードに変わります。(アニメ表示中は反応しません)
 SW2(黄)で「時」、SW3(青)で「分」が1秒ごとに+1されます。(逆戻りはできません)
 「秒」は常に0に設定されます。
 時刻合わせ後SW1を押して、離すタイミングで元の時計モードに戻ります。

時刻合わせは上記SWによる方法のほか、PCから時刻設定ソフトで行う方法があります。
(以前単管時計用のソフトとして紹介したものと同じものですが、ダウンロード時にウイルス感染と誤判定される場合があったため再作成しました)
PCとVFD時計をUSBケーブルで接続して、PCの時刻情報を時計のRTCに送信します。
時刻設定ソフト画面例
DGclock_TimeSet_101.zip
設定手順は解凍後に"readme.txt"をご参照ください。




クリスマスクロックは少量ですが在庫があります。
実験材料としてご興味のある方は本ブログの連絡フォームでご連絡いただければお譲りすることができます。(頒布価格¥3,000 送料別)
プログラムを書き換えれば別の用途でご利用いただくこともできます。
また、使用しているVFDモジュールのみに関しても在庫がありますのでご興味のある方はご連絡ください。

2021年12月19日日曜日

伊勢ギーク・フェア2021

一年ぶりの書き込みです(^^;

毎年この時期に開催の伊勢ギーク・フェア、昨年に引き続き今年もオンライン開催になります。

https://igfaire2021.office-kuma.com/

私もオンライン参加ということでサイトを準備しました。1年ぶりの書き込みでもわかるように今年は電子工作の活動があまりできていないので「VFDふぁん」サイトは2020年版のアップデートです。VFD単管時計のガラスケース仕様を紹介しています。


VFD単管時計(Ver.3) ガラスケース仕様を10台程度製作しましたので販売可能です。ご希望の方は画面右下の「連絡フォーム」からお問い合わせください。
伊勢ギーク・フェアは終了しましたが、まだ少し在庫がありますので、ご希望があれば販売可能です。(2022年1月末まで)
・価格6,000円(送料別)
・ガラスケース付属(ご希望あればアクリルケース追加)
・USBケーブル付き(電源アダプタは付属しません)
・三重県伊勢市近郊は手渡し可能です。

これだけでは少々寂しいので今年は「DIYふぁん」サイトも準備しました。主な内容は2020年秋のDIYによる作業部屋作りやその後の木工作品などです。最近は電子工作よりも木工の時間が増えました。こちらもよろしければ覗いてみてください。


2020年12月18日金曜日

伊勢ギーク・フェア2020

毎年この時期に開催の伊勢ギーク・フェア、今年はオンライン開催になります。

https://igfaire2020.office-kuma.com/

私もオンライン参加ということで急遽サイトを準備しました。(といってもほとんどこのブログからの情報ですが・・・) よろしければ覗いてみてください。






VFD単管時計(Ver.3) の展示販売はできませんが、10台程度製作しましたので販売可能です。ご希望の方は画面右下の「連絡フォーム」からお問い合わせください。
・USBケーブル付き、電源アダプタは付属しません。
・三重県伊勢市近郊は手渡し可能です。
 発送、支払方法はメールにてご相談。
 代金後払い、Amazonギフト券でも結構です。

伊勢ギーク・フェア2020オンライン開催は無事終了しました。
展示サイトは記念にしばらく残されるとのことです。
なお、VFD単管時計のほか本ブログで使用のVFDモジュールなど少し手持ちもありますので、ご興味のある方は連絡フォームからお問い合わせください。

2020年6月22日月曜日

VFD単管時計Ver.3

VFD単管時計VF1905の改訂版(Ver.3)を製作しました。
改訂版といっても極小変更で、実質的にはほとんど変わっていません。


VFDボードは従来通りです。
VFDボード(VF1905)接続図

制御ボードに電源ヒューズF1追加とUSBシリアル変換ボード接続端子のNo.5ピンにGNDとのジャンパーJ1を追加しています。それ以外は従来通りです。
電源&制御用マイコンボード (VF1905C)接続図

Ver2との外観の差はほとんどありませんが、裏側にF1とJ1が見えるのがVer3です。

プログラム書き換えなどの際に接続するUSBシリアル変換ボードはGY232V2(FT232RL使用)のピン配置に合わせていますが、J1をショートすることでHW-728(CH340E使用)にも対応できます。(Ver2でも利用できましたが、GNDピンの追加が必要でした)

制御プログラム、使用方法などはVer2と同じですので、詳細はそちらをご参照ください。

何台か製作はしたのですが、今年はコロナの影響でイベントが軒並み中止となっており頒布の機会があるかどうか微妙です。ご希望の方にお譲りできる方法がないか考え中です。